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ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
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 厨でのノスタルジィ

「あの人はね、嫌悪感を隠すのに苦労しているから、気疲れするんだよ。だから年齢のわりに白髪が多いのさ」
「そういうあなたは、わりあい正直だよね。首を左右に振るしさ。ただ、禁止したり拒絶したりするアクションなんだけど、黙って受け容れてるよね。あなたみたいな男性が、上司とか旦那だったらいいなーって思うわよ、わたしは」
「ぼくたちはいつも、笑顔を見せる。ただ、笑顔ってのは、さみしい」
「そんなことをいいながら笑顔で箸を置くの、ちょっとコワいわよ」
「きみが僕につくってくれた手料理、うれしかったよ」
「……お世辞でもいいから、ホメなさい」
「僕は結構きみを好きだよ?」
「ほとんど料理に手を着けてないじゃない……!」
「1口いただいたけれど――。それでも僕は、きみを嫌いにはなれないよ!」
          ◇◇◇
 やはり、食事はひとりでするものではない。
 おはようございます。
 或る時、手製のカレーライスを無性に食べたくなることがある。
 最終電車で帰宅して、やっているテレヴィは深夜アニメーション。1時間弱しか無い調理時間で、カレーライスをつくれるか。
 玉葱は30分ほど揚げるようにローストしていると、甘みが強くなるという。しかしながら、そんな時間は無い。具材は豚バラ肉と林檎にしぼる。あれば、南瓜のスライスと茄子を追加する。南瓜は馬鈴薯の代わり、茄子は味が濃くなりすぎないように調えるため。南瓜と茄子を魚焼き用のロースターで火を通す。その間に、リンゴをすりおろして鍋に煮詰める。水分を飛ばしてジャムもどきをつくる。これが玉葱の代用である。水を飛ばしている間に、フライパンでは豚バラ肉を炒める。
 ローストした南瓜の余りは餡にし、冷蔵庫へ。ジャムも必要な分だけ残しておく。翌朝は薄く焼いたホットケーキに、南瓜の餡と林檎ジャムをホイップクリームと挟んでサンドウィッチで食事とする。
 加水した鍋に、材料を煮込む。カレールウは、辛めを用意する。消火してルウを溶かしたら、10分ないし15分煮込んで完成となる。合計、40分でした。
 もちろん、煮込んでいる10分の間には、使った器材を洗うなど片づけをして、白飯とヨーグルトのスタンバイをする。
 玉葱も馬鈴薯も人参も入っていないが、カレーではあります。乱暴ですが、1時間かけずにやっていました。
 料理のうまい奥さんがいて、向かい合って落ち着いた声であれこれ会話しながら、ゆったりと食事をする。そんな妄想を働かせていると、今までの食事が殺伐としていることに気がつく。いや、そもそも、食事でリラックスできるなど、夢想だにしなかった。
 料理のうまい女性は、ダンナの浮気を或る程度防げると聞く。ダンナが外食して帰ることが少なくなり、“機会”を減らせるからだという。はてさて、どうなんでしょ。
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