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ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
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ぽてモン奮戦記 16

 先に2学期内申点という結果を述べたが、11月に2学期期末テストがあった。
 わたしは10月にテストがあったばかりだったから、12月の初頭が試験日だと思っていたため、かなり泡を吹くことになった。
 もちろん、ぼーんちょは己の学校の定期試験日程を把握していなかった(1か月以上前から次の試験の日程を顔を合わせる度に聞いてきたが、把握してこない)し、そもそも、早退と遅刻を繰り返しながらナントカ学校を通って4日に1度は欠席をしていた。テスト範囲表を配られるのは、試験1週間前で、そのときには5科目を着手することで精いっぱいだった。
 ここでも、試験範囲の変更があって、ぼーんちょはそれを知らなかった。
 テスト範囲の変更により、もっともヒドい影響を受けたのが、この試験だった。
 数学――。ラスト3日でマスターした平面図形(角度)が、まったく出なかったのである。
 それどころか、もう出てこないと思われた2次方程式の文章題がバキバキ出てきており、練習不足でしくじることとなり、唯一60点台が狙える数学も50点台だったのである。
 また、毎日のわたしの無償の自習をアテにするあまり、自宅では何にもやらなかったのだ。先日、わたしが日記とともにつけている自習の記録を調べたところ、同じことを繰り返している週が、多いのだ。単元の進行が毎週適っていないことが明確になった。
 もちろん、毎日1時間の基本中の基本問題演習をわたしが監督していたところで、明日には忘れているのだから、ホントにどうしようもなかった。
 本人の問題――これが、敗退の主な原因であろう。
 結局、担当者がどんなにシッカリしていても、「シッカリしている」程度ではダメで、ダメな子を本当にキチンと育てるには「命令の強制力」が無ければならないのだ。わたしは頷かせることはできても、彼自身が己の甘さを克服することに関しては50%を超えることはなかったことが、敗因である。
 ぼーんちょ同様の知識レヴェルでも命令に忠実な子もいるが、その多くの場合は、「考える」というアクションを知らず、記憶で自動的な動作をする子供である。反射神経と経験の記憶で対応すると言うと解り易いだろうか。こういう子は初見のものへの自らの感情やセンスを自覚しておらず、条件反射的な行動だから、トレーニングはこなせても「自ら頭を遣うこと」をさせるには、困難を極める。逆に、ぼーんちょの場合は素直だが、怠惰さと自分への甘さが強いから、自ら考えることはできても、トレーニングを積ませることが極めて難しい。また、経験が無いから、自力で勉強して単元を進めることはまったくできないのだ(この点は命令に忠実だがダメな子にも言えることだ。単元を自習で進めたと言うが、全然身についていない)。
            ◇
 さて、『ぽてモン奮戦記』は、一旦ここでストップとなります。
 わたしは塾商売の定説に抗することに頑張ってみたのだが、今のところ、めぼしい結果は無かったことになるため、この物語は敗退記録だ。
 しかしながら、数学と英語、保健体育、音楽、理科、国語で、ぼーんちょは50点以上を採ることもあった。普段が40点台ばかりなだけに、これらは彼にとってはマシな成績だったのだろう。また、学校に行くようになったことも、成果といえば成果なのかもしれない。しかしながら、先日3者面談で
「評価で1がついたら、私立高校は受験できない」
と担任教諭から言われて、翌日から完全に学校に通うようになったと、息子の迎えにいらした御父上から耳にした。結局、これだって学校の先生によるものだったから、一体、わたしの努力は何だったのだろうと思わざるを得ない。後悔はしていないが、もう見限ってしまっても問題は無いような気がした。
            ◇
 ぼーんちょには9月の「ほとんど不登校」の発覚以来、ほとほと呆れることばかりだった。それでも、成果を出せるようにしてやろうと努力に努力を重ねてきた。だが、肝心の本人にその気が無い。もちろん彼は否定するのだろうが、彼の行動は「自分の成績を上げるための選択をしてきた」とは評し難いものが多い。
 やっぱり自分次第であって、そう考えると、もし本人たちが性格的にキチンとしているのであれば、塾商売なんか存在できない。それが底辺の塾商売が存在できる一因だろうけれども、もちろん、家庭でそうできなかったものを、わたしのような中途半端な素人講師が週に数度見たところで改善できるわけがないのである。そこに、一般的な認識の誤りがあるから、こんな場末の塾にお金を払う人間が存在するのであろう。よく考えれば、最善の手段がどんなものかは、各個人が知っているハズなのだ。
            ◇
 さて。
 次は、2月の学年末試験がある。
 これで結果を出せた場合のみ、次回を物語る資格があると、己に課すことにしよう。
 物語として面白い結果であれば、中3生になったときに、ぽてちんモンスターでも逆転することがあるという、大いなる前例を伴うオチをつくることが出来るからだ。
 曲がりなりにもタイトルは、『ぽてモン、グッドだぜ!』。
 ハッピーエンドをつくるには、天命も必要なのである。
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