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ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
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ぽてモン奮戦記 13

 ぽてちんモンスターは、ようすをみている。
          ◇◇◇
「学校に行くようになったって言っても、1週間の半分に満たないでしょ」
 その日は、諸魔嗤うハロゥウィーン。
 さて――。
 ぼーんちょが抱えていた大問題とは、いわゆる“不登校”だったのだ。
            ◇
 9月に入ったばかりのことだった。
 ぼーんちょがほとんど学校に行っていなかったことを、わたしが知ったのは偶然だった。切欠は覚えていないが恐らく、保護者との電話でのやり取りや塾長の雑談の傍聞きによるものであろう。
 その後の親御さんとの電話で、中1生の間はほとんど学校に行っていなかったことも、確認した。
 そして、中2生現在。
 夏休み前もまったくと言って良いほど、学校に行っていなかったらしい。
 驚いたものの、それまでの彼の不自然さが納得できて、妙な感慨すら得たものだった。
            ◇
 ぼーんちょは、わたしが私生活に関わることを微妙に嫌がったものだが、それでも説得を続けた。なんと言ったのか覚えていないのだが、ただ、少しずつ、学校に行くようにはなっっていった。
 9月で、平日5日の内、2日だけ行くようになった。
 10月には、遅刻と早退を繰り返すものの、週で3日から4日を出席し、クラス担任から「学校に来ようとしている意志が覗える」とのコメントまでもらえて、親御さんはお喜びであった。
 11月下旬。遅刻と早退を繰り返しているものの、完全な欠席をすることが無くなってきたようだ。
「うちの息子が、学校に行くようになった!」
 親御さんが、驚き喜んでおられた。
 なぜ学校に行くようになったかはわからないが、少なくとも、わたしの説得する話を聴いて理解するだけの能力と素直さを、彼は持っていたことだけは間違いない。
「出席が3分の2に満たないようなら、内申点3はつかない」
 実際はわからない。これはネットから仕入れた知識なのか、喫茶店で誰かが喋っている言葉を傍聞きして得た知識なのか、も覚えていない。ゆえに、正しい情報かは甚だしく怪しい。
 とはいえ、大学ですらテストで得点するだけではなく、授業での出席数を単位取得の条件にすることも少なくない世の中である。
 なぜ、学校に行かなくなったのか。彼の持つ障害が、問題だったのかは定かではない。
 ぼーんちょの腐り具合にはほとほと呆れたものだったが、12月中旬では普通に学校に行くようになってきた。
            ◇
 塾長が冬期講習の予定について喋っていた当時の記録に戻る。
 その直後の11月中旬で、またも問題が発生した。
 2学期期末試験が、あったのである。
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