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ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
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ぽてモン、グッドだぜ!④

「10日後の前期中間試験でヒドイ点を取らないようにすることが、依頼内容ね」
 ………仕事を引き受ける前に、クエストは確認しておくべきだと、わたしは痛感したのであった。
            ◇
 このムチャクチャな仕事依頼は、昨年の6月のことである。
 数学のみの依頼で、1週間に1コマの授業だった。ゆえに、2週間の日取りと見て、翌週の1コマをテスト前に先取りしても、2コマしかない。授業は講師1人に対して、2人の生徒がつくシステムである。ぼーんちょの授業と一緒の生徒が同じようなレヴェルの中1生ならともかく、基本的に集団塾の授業のようにはやれないから、非効率極まりないのである。1単元をキチンと片付けることだって、難しい。
 そもそも、“授業”が多かったところで、ナントカなる子だろうか。
「大丈夫、追加分で2回の授業があるから、テスト前は合計4回だ」
 わたしの物思いを余所に、現場監督は楽観的だった。
 いや、成功可能の仕事とはそもそも思っていないのかもしれない。きっと、うまくいかなくてもとりあえずこの塾を辞めないであろうイイワケがあるのだろう。余談だが、わたしの担当でないキウイも、試験前は4回授業と、同じ条件だった。
 本人の初期能力の低さ――これは宿題などによる自力の練習効率の面でも劣っていることから、どう考えても良い成績をとれる想像が出来なかった。
 ――うまくいったら、ビックリだぜ!
 …………結論から書くと、ぼーんちょは平均点を10点以上上回り、キウイの方は平均点を10点下回ったのだ。
 これは、驚いた。まさか平均点を超えられるとは、予想しなかった。
 当人は、驚く前に喜んでいた。
 親御さんと塾長が、驚きまくっていた。
 トレーニング量は、大体同じだ。むしろ、自力で宿題の問題集のページをテキパキ進められる時点で、キウイの方がトレーニング量はあったかもしれない。だが、指導の仕方の違いが、結果というカタチで明らかになってしまった。何をどうやったかは本筋からズレるのでこちらでは割愛するが、つまりは作戦を含めて大当たりとなってしまったのである。
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