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ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
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ぽてモン、グッドだぜ!③

 こんな子らである。
 キウイのダメさ加減はオモシロイが、そんなおバカなキウイより明らかに劣るのが、ぼーんちょである。2人とも1人ではもちろん何にもできないが、初期能力では明らかにぼーんちょはキウイに数段劣っている。
 物語は、時間帯の都合が適ったため、ぼーんちょの方を、わたしが担当することになったことから始まる。
            ◇
 実は、ぼーんちょの方から指名もあったのだ。
 説明が明快だったからなのか、単に話が面白かったからなのかは、知らないし確認するつもりもない。子供の評価の信用度など、どの程度であろうか。
 わたしが担当することになるのは、指名をしてきた者たちだ。
 歴代の教え子たちは、なぜか、この教室を代表するような実力者ばかりである。
 元の実力が高い。
 こうなると、果たして「成績を上げられる先生か」、甚だしく不明ではある。
「あんたは喋りが面白いから、子供がついてくるんだろ」
と、実によく言われる。
 とはいえ、昨年度は「80点を普通にしている子」を90点台にしてきたのだから、職場のぼんくらどもは、その実力を認めないわけにはいかないのだ。
 さて、ぼーんちょである。
 彼の実力は、我が歴代の教え子たちの中で、飛びぬけて低いことは、言うまでもない。
 だが、この子が人並みに出来るようになったら、示威行為になる。今まで、最低クラスの子供を受け持ったことが無いだけに、低いレヴェルからのランクアップの経歴が無いのだから、挑戦してみる価値はある。
 とはいえ、中学生だ。
 中学生の場合、小学校での学習内容をキチンと使いこなせている子とそうでない子の差は、まず、埋められることが無い。中学カリキュラムが結構あわただしいからだ。小学校の学習内容すら身についていない子は一般的に、
「高校受験でトップ校(旧学区制時にその学区で最高位だった学校)は目指せない」
と言われている。しかし、こういう塾のセンセイは
「でも中学生から塾に通うのであれば、大学受験なら難関校を目指せる」
という。中学高校と6年間通塾するのであれば、ナントカなるのだそう。
 ――どんなものか、やってみるのも一興である。少なくとも、ヒドイ失敗をしないことは自信があった。こうした真面目さのあるタイプなら、我が波長と合わないことは無い。尚、ヒドイ失敗とは、生徒が離れていくことである。
 仕事を引き受けることを、承諾した
 ところが――。
「そうそう、10日後の前期中間試験でヒドイ点を取らないようにすることが、依頼内容ね」
 なんだって?!
 仕事を引き受ける前に、クエストは確認しておくべきだと、わたしは痛感したのであった。
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