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ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
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 経験の私的集大成

「生まれ変わったらさ、」
「うん」
「また、わたしと結婚してくれますか……?」
「うん、オッケー」
「……ちょっと待って。あなたが即断するの、初めて見るんですけど!」
「だって、生まれ変わるなんてことはどだい、あり得ないでしょ?」
           ◇
 書籍は知識を与え、人生は知恵を与える。
 おはようございます。
 前世! そんなものは、あるのだろうか。
 人間の精神(性格とか価値観とか)は、先天的なセンスと生活環境と生活習慣による化学反応の産物だとするなら、それはいくつかの基本的な型に分類することが可能なのではないか。人間の精神は、基本的な型で何種類かしか無いのではないか。
 歴史人物は、学校で習ったり試験勉強で身につけたりするけれども、そうした知識を踏まえてその人となりをよく想像してみると、オモシロイと思っています。実際に会うことはできないから、正確な人柄はわかりません。ただ、彼が行ったことや遺している言葉、生い立ち、家族と家庭、逸話などがあれば、どんなキャラクターだったかを空想することは、それほど難しいことではありません。実在とは程遠く、デタラメもひどく多いのでしょうが、こうした空想をしていると、歴史人物たちは壮賢や偉人ではなく、かなり身近な人物として感じられるときがあります。
 その結果、自分の精神と実によく似た歴史人物を見つける機会が、出てくる。
 こういうのが、その人にとって正しい前世なのではなかろうか。似たタイプの有名人。その歴史人物の活躍の理由や原因を本格的に調べて知っていけば、自分が成功するヒントがわかるかも知れない。
 転生というものが本当なのかは、わかりません。ただ、後の世に自分とは血縁でないものでも、今の自分によく似た人は出てくるであろう。ひょっとしたら、そういうのが「転生」といわれてきたのかも知れません。
 転生しても、きっと同じような人間に恋をし、己の最期の瞬間に思い浮かぶ顔もまた、似たものであろう。
「人は愛を紡ぎながら、歴史をつくる」
 大宇宙に存在するといわれている、アカシック・レコード。
 自分の仕合わせるポイントを見つけたくて、その波長を捉えようとするものの、どんなにさまよっても、どれほど思考を無重力化しても、その末端にすらアクセスすることはできない。
 こうなってくると、自らの裡につくるしかないわけで、自らのもつ小宇宙に世界のジオラマを育て、それで未来をそして運命を占おうとする。占いとは超能力でなければ結局、その人の知識と経験の総てを結集させた、私的な学問の体型による推量なのだろう。
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