FC2ブログ

ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
2011/06≪  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  ≫ 2011/08

60分で1600年を語る ・ 前編

 先日の授業風景から。
「政治の政は、マツリゴトとも読む。さて(教え子その④)。チミが“マツリゴト”といわれたら、どんな字を書くね?」
 教え子その④、黙々と字を書く。
「( 祭 )」
「その通り。では、そもそも“祭り”とは、どういう日?」
「………特別な日を祝う?」
 口ごもるも、小学生でここまで答えられれば、大したものだ。授業が進めやすい。
「そう。そうした特別な日とは、古くは聖者たちの取り決めによって、定められてきた。クニというか、村というか、そこの集団を運営するのは、そうした聖者たちのセンスによるものが多かったわけだ」
 祭政一致、という言葉がある。
「聖者の聖とは、賢者の賢の上をいくもので、ヒジリとも読む。これは元来は“日知り”という意味だと言う。つまり、」
「祭りの日」
「左様、祭りの日を知っていた者たち――多くはカリスマを持った者や老いた占い師だ。そういえば、邪馬台国の卑弥呼も占い師だったね。このように政治などの、国を仕切る権力の起源とは、こういったとことにあると考えられる。それでは、それが成立した根本の要因とは何だろうか。本日は、政治史の話で近代まで一気に駆け上っていきたいと思います」
            ◇
 教え子その④は、公立一貫校受験生。つまり、「御成敗式目」とか「武家諸法度」などの単語での単純な解答となる問題は出されないから、縦割りで「その史実は、なぜこうなったのか?」を考えるような授業をしたいと思っていたところである。しかも、授業時間数は極端に少ない。だから、<地理>を見ることはたぶん一番難しいし、<歴史>ですら、2回か1回でまとめなければならない。
            ◇
 先週の金曜日は2時限終了した時点で帰れるところだったのだが、突然入った追加授業で、教え子その④の社会を見ることになった。
 もちろん、予習なんかない。
 だが腐っても、かつては日本史世界史は得意科目ではあったのだ。
 アドリヴでそれなりのマネは――、……出来たことにしておこう。過ぎたことは忘れるのである。
            ◇
 だが。
 今回は、小学生の日本史の授業にしてはかなりアレな授業を、回想する。型にハマらずに自由に語るのであれば、こうしたマネはできるが、この授業をもう一回オナジモノを行うことは、たぶん出来ない。
 よって、今後の改善の為の反省作業でもある。
スポンサーサイト