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ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
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難問ござれ

 4月21日現在、 34004位 / 1352715位 。
 最近更新が好い加減になっていたせいか、一昨日の順位が10万位台にまで落下。
 12万位から、復活してきました。
            ◇
 いや。
 昨日の「夜ラーメン」は、珍しくラーメンではなく、「横手焼きそば」なるものを廉価で手に入れたので、それを消費していたら、ヒドイ目に遭ってしまった。
 ラーメンではないから、味の濃いスープが余らない。
 いつもの「夜ラーメン」は肉がなく、大量の野菜を一気に消費(小松菜1パックとかもやし300gとか)するのだが、焼きそばはこういった真似はできない。味が薄くなる。
 また、ラーメンのタレには動物性の油脂が隠し味で配合されているが、焼きそばのソースにはそういったものはない。炒める肉の脂が頼りなところがあると考えた私は、珍しく肉を用意した。
 問題なのは、少量とはいえ、その肉だ。
 普段から肉を食べないせいもあって、使い慣れていないのだ。
 劣化に関する感覚がなかった。
 冷蔵庫内のクーラー部分の直下に置いておいたから間違いないとすら思っていた。
 焼きそばは2人前で、5日以上前に1人前を消費した。そのときの余りの細切れ肉。
 野菜ならもやしでもない限り、多少傷んでいても茹でてしまえば分からない。
 というか、畑で取れたばかりの新鮮品以外なら味はあまり変わらない。
 だが、肉は違った。
            ◇
 見た目は普通だったのだが、なんか、石油のようなにおいがした。
 で、前回油を引いた鍋でも焦げ付いたくらい脂身のない箇所だったので、臭み落としも兼ねてお湯に通した。
 においはだいぶ収まったが、なんか奇妙な感じだ。
 ぶよぶよしているのはともかく、なにか胸騒ぎがする。
 だが、そんなものは杞憂だといつも思うことにしている。ムシが1回触った程度なら(ゴキブリは例外)、
「こんな程度なら逆にクスリになるものよ」
 とかいって、普通に食べてしまうお年寄りである。
 ちなみに、焼きそばなのに、お湯を沸かしているのは、材料を一旦お湯に通すためだ。
 チンゲンサイなど炒める青菜類なんかには特に効果的で、こうすることで青臭さはなくなるのだ。また、焼きそばのそばには植物性油脂がぎっちょんちょんだから、麺が軽くほぐれる程度にお湯に晒すと、安っぽい油が洗い流せてヘルスィー。
 そんなこんなで完成した焼きそばを食した。1口目に肉が飛び込んだ。
 豚汁に入っている豚の内臓具材みたいな歯応えとともに、石油のにおいじみた生臭さが、口いっぱいに広がった。
 おえっ。
 変だなーと思いながらも「生焼けだったか?」とか惚けて呑み込む。咀嚼すると気持ち悪くなりそうだったから。
 呑み込んでから、はたと思った。
 殺菌はしてあるわけで、火が通ってないことはない。
 ということは………。
 ――途端に胸糞が悪くなって、善くない芳香を放つ肉を焼きそばからつまみ出すことになった。
 その1口目が効いてしまって、眠りに就くまで、その歯応えと臭みがしっかり口の中に焼きついて、キモチの悪いことこの上なかった。やはり、使い慣れていない食材は、迂闊に手を出してはいけないのだ。
 あ。
 思い出したら、また気持ちが悪くなってきた。
 そうそう、その後お湯をがぶ飲み(2リットル近く)したお陰で、明朝目が覚めると膀胱は吹っ飛びかけているしで、散々な目に遭ったわけである。
 教訓。食肉を購入したら、最優先で何が何でも処分することだ。
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