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ローリン・ダイニング!!

Rowlin’Dining! すべての作品は、新作の材料だ!
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じわじわじわ。

 本日の営業。
            ◇
 久しぶりにラーメン屋に出勤。
 昨日、本日の予定を確認するのを忘れて力尽きた(5時頃)ため、起床したときには既に遅刻状態。
 こういった危険が起こり得るから、早寝早起きの習慣に切り替えたいのである。
 またまた以前の店長が登場。
 で、高田純次と火花を散らす。
 ご案内されたお客さまの卓にメニューがなかったところ。
「先にメニュー持ってけ!」
 高田純次、ぎこちなくメニューを手に取るが、目の前で焼き餃子が2皿出てくると、メニューを置いて完成した料理(=焼き餃子)を運ぶ。
 出された料理を何よりも優先するのがラーメン屋の流儀でもある。
 熱々のスープが冷めないうちに、麺が少しでも伸びないうちに……この部分だけは軍隊みたいなファミレスよりも徹底しており、お客さまがお手洗いなどで席を立たれると、戻ってくるまでそこのオーダーは留保する。
 その以前の店長が、メニューを持っていけ!というということは、ホールで足りなくなった分の手を前店長本人が補うという意味合いもあるのだ。
 一瞬逡巡した後餃子を持っていった高田純次にチッと舌を打ち、厨房を私に任せて自らメニューを持っていく。
 前店長の頭では、自ら餃子を運ぶつもりでいたに違いなかった。
 で、帰ってくるときにすれ違った高田純次に、一言程度でボソリと冷たくつぶやいた。
 ……なんていったのかわからないけれど、それで一気に場の空気が張り詰めた。
 だから、敢えて陽気に振舞って凌いだラーメン屋だった。
 デキる上官が定例に背くような内容の命令を口にしたら、そのあたりのフォローをその上官は考慮してあるということを知った。強い上官が立ったら、マイペースにやろうとせずにその人の動きに合わせて動くのが正しいということを学べた場面であった。
            ◇
 本日は、ある大手のチェーン塾の集団教室からついてこれなくて転入してきた小学6年生の社会「工業生産の現状(エネルギーや大工場・中小工場)と運送業」と、有名な古式の学習教室で勉強してきて新しく入塾してきた小学5年生の国語。公立私立を問わない中高一貫校志望。
 前者は、偏差値30前後――つまり20台もザラに取る塾生だということが判明。ひょっとしたらかの0点少年といい勝負かもしれない。いかんせん、単純な計算問題も解けなかった。0点少年は6月で計算の速度が少し上がり、加えて穴埋め算が出来るようになったから、0点少年の方がマシかもしれない。尚、彼らは毎日のように夏期講習に来る。親御さんがギッチリ入れるように計らったのであろう。
 問題は、後者だ。これが、ちょっと信じられないくらい、よく出来た。
 まぁ、国語だけで他の教科は見ていないからなんともいえないのだが、少なくともその国語は、今までのこの塾生の中で最高ランクの力を持っていると見て間違いがない。正直、小学6年生の教え子その①と国語で勝負をしたら、どちらに軍配が上がってもおかしくないと思った。
 あやうく「ここの塾にはもったいない生徒ですね」といいそうになり、沈黙する私であった。
            ◇
 最近の新入塾生――中学受験生で小学5年生が2人ほど入ってきたが、その2人がそれまでの塾生とは比べられないくらいよくデキる子供で衝撃を受ける。
 こないだの作文の授業のメガネくんに続き、今回見た子は一緒に隣で面倒を見た小学6年生が不憫に見えてしまう。なぜなら、教え子その①もよくためらってしまう「○○字で説明せよ」などの問題も物怖じせずにバンバン書いていく。「この話はどんな内容だった?」とあらすじを聞いても、一言の単語レヴェルではない、しっかりとあらすじと構成を以って答えてきて、それが8割がた正解だから、私の驚きは相当のものだったことがお分かりいただけるであろう。
 漢字テストをやらせても、36問中35点。これは前回の作文の授業のときの子供と同じ。
 中学受験生とは、本当はこうでなくっちゃいけない。
 かつて私だってそうであったし、それが普通だったからだ。
 社会、理科、漢字、慣用句、四字熟語、計算問題………カモのような得点源は、まず落とさないように勉強させられたものだ。
            ◇
 それに引き換え、隣の小学6年生――漫画『もやしもん』で細菌類の種類で出てきそうな顔なので、以後もやしもんと呼称しよう。
 もやしもんは、問題文に即した答えが出来ない。
 恐らく復習の小テストが教科書の問題そのままだから、答えを順番通り覚えてきたのであろう。
「日本で唯一のアルミニウム製造工場がある都市」
 と訊かれてなにゆえ、「石油化学コンビナート」などという答えが出てくるのか!
 その後の授業でも
「工場数って訊かれても、なんて答えればいいのかぜんぜんわかんなぃ~」
            ◇
 以下のグラフは、日本の工場にかかわる統計である。以下を見て日本の中小工場について答えなさい。
 ① 工場数
 ② 1工場当たりの生産額
 ③ 1人当たりの賃金
 このような問題で、帯グラフが3本ほど並んでいた。
 グラフにはそれぞれ「工場の割合(大工場/中工場/小工場)」、「工場生産額」、「賃金比較」とシッカリ書かれている。中小工場とは書かれておらずに、中工場、小工場で分かれているのがミソである。
            ◇
 もやしもん少年は、いきなり①を読んで答えようとしたのであろう。
 というか、問題を解き慣れるほど類題の場数を踏んでいないのだから、問題を読め。先日大仏少年もおバカをやったが(宿題で)、彼は先生が目の前にいて「これを解け」といえば、一応問題文を読んで解こうとはする。
 問題文も読まない辺り、やる気がないのだろうが、小テストでも解答冊子の順番に覚えていて、その問題と覚えた答えが一致しないのだから、もはや、読解能力の問題であると、この際決め付けておくことにしたくなった。
            ◇
 以上、本日の営業記録。
 以下は、私信(コメントへの返信)です。
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